ダル日米ワースト10失点 ユーモア交え「トレードのせい」

[ 2017年7月28日 05:30 ]

インターリーグ   レンジャーズ10―22マーリンズ ( 2017年7月26日    アーリントン )

4回途中、7失点したところでジェフ・バニスター監督(右)に交代を告げられるマウンド上のダルビッシュ
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 レンジャーズでの勇姿はこれが見納めか――。本拠グローブライフ・パークのマウンドを降りるダルビッシュに、2万6471人のファンから温かい拍手が注がれた。今季最短3回2/3で日米通じて自己ワーストの10失点KO。5連敗で自己最多に並ぶ9敗目(6勝)を喫した右腕はユーモアを交えて言った。

 「10点取られることなんて、なかなかないじゃないですか。何か理由をつけないと。トレード(騒動)のせいにして、なかったことにします」

 初回、1番・ゴードンに初球の直球を叩かれ、右翼に本塁打されると、1死後、イエリチには中越えに被弾。4回は先頭オズナに何げなく投げた球を二塁打され「引きずってしまった」と一気に崩れた。イチローに適時二塁打を浴びるなど、この回だけで7長短打を浴びて降板。3年ぶりのイチローとの対戦については「試合に入ったら楽しむ余裕はない。一打者として対戦したけど、甘く入ったスライダーをちゃんと1球で仕留められたなというのはあります」と先輩に敬意を表した。

 ウエーバー手続きを経ないトレードの期限は、31日米東部時間午後4時(日本時間8月1日午前5時)。今季終了後にFAとなるダルビッシュはトレードの目玉として注目が集まる。チームはこの日敗れ、ワイルドカード圏内から4・5ゲーム差に後退。球団が「今季は難しい」と判断した時が、エース放出のタイミングとなる。

 ダルビッシュは、次回は中4日の31日ではなく、中5日で8月1日(同2日)のマリナーズ戦に登板する予定。先発陣に故障者が出ているにもかかわらず、ダルビッシュに1日多い休養を与えたのは、球団が有事に備えて、トレード期限日の登板を避けたとの見方が強い。「気持ちの切り替えはなかなか難しい」と話した右腕。運命の日は刻一刻と迫っている。

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