【東東京】東海大高輪台 今回こその決勝進出 系列校で唯一甲子園出場なし

[ 2017年7月28日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権東東京大会準決勝   東海大高輪台5―3東亜学園 ( 2017年7月27日    神宮 )

<東海大高輪台・東亜学園>8回、3者凡退に抑えガッツポーズの東海大高輪台・宮路
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 伝統の「Tokai」の縦じまが神宮の杜で躍動した。東海大高輪台(東東京)の147キロ右腕・宮路が最後の打者を空振り三振に仕留めると、右手でガッツポーズ。昨夏準優勝校を破って08年以来9年ぶり2度目の決勝だ。

 2点リードの8回からの2イニングをこの日最速の145キロの直球を軸に無安打無失点(1四球)に封じ「今日は直球もスライダーも良かった」と満面の笑みを見せた。

 準々決勝では第1シードの帝京に延長10回サヨナラ勝ち。この日も3回に2点を先制されたが、その裏に米沢、森田の2、3番の連続適時打で3点を奪ってすぐさま逆転だ。その後は鵜飼―宮路の継投で逃げ切り、2試合連続の逆転勝ち。エースを救援で起用しノーシードから快進撃を続ける宮嶌孝一監督は「選手たちが浮つくことなく自分たちの形で戦ってくれた」と成長ぶりに目を細めた。

 東海大高輪台は東海大系列校で唯一甲子園出場経験がないが、宮路は「自分が甲子園に連れて行くという気持ちだった」とあえて同校を選んだ。入学直後はただ練習をこなすだけの日々が続いたが、バレーボール経験のある母・美穂さんの教えで「練習への取り組み方を指摘してもらった」と目的意識を持った練習法に変更。毎日補食のおにぎり3個を持たせてもらうなど、家族のサポートも受けて決勝にたどり着いた。

 その決勝の相手は春夏通算6度の甲子園出場を誇る二松学舎大付だ。「厳しい戦いになるけど、自分が投げて勝ちたい」と宮路。62年創部で56年目の高輪台を初の聖地へと導く。(東尾 洋樹)

 ◆宮路 悠良(みやじ・ゆら)1999年(平11)8月2日、東京都生まれの17歳。尾久六小1年から野球を始め、駿台学園中では軟式野球部に所属。東海大高輪台では1年夏からベンチ入りし、昨秋から背番号1。1メートル85、83キロ。右投げ左打ち。

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