誠也、初回に”幻の先制2ラン”リプレー検証でファウル→結局見逃し三振

[ 2017年7月27日 18:36 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2017年7月27日    京セラD )

<巨・広>1回表2死一塁、鈴木は左越えに2点本塁打を放ったかに思えたがビデオ判定でファウルに
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 1度は先制2ランと判定された広島・鈴木誠也外野手(22)の一打が、リプレー検証の結果、ファウルと判定されて“幻の先制アーチ”となる場面があった。

 鈴木は京セラドーム大阪で行われた巨人17回戦に「4番・右翼」で先発出場。初回、2死一塁で入った第1打席で、巨人先発の左腕・田口が投じた1ストライクからの2球目直球を叩いた。高々と上がった打球はポール付近を通過して左翼スタンドへ。だが、巨人の左翼手・亀井は直後からファウルであるとジェスチャーでアピール。鈴木も微笑まじりで半信半疑な表情を浮かべながらダイヤモンドを1周した。

 そして、審判団がリプレー検証を行った結果、この打球はファウルの判定。その結果を“予感”していたのか、鈴木はサッパリとした表情を浮かべながら、カウント2ストライクとなった打席へ逆戻り。結局、1ボール2ストライクからの5球目スライダーを見逃して三振に終わった。

 鈴木の一打が“幻の先制2ラン”に終わり、広島の初回の攻撃が無得点に終わったその裏、巨人は3番・坂本勇が左中間スタンドに“文句なし”の11号ソロアーチを叩き込み、1点先制に成功している。

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2017年7月27日のニュース