阪神・小野またもプロ初勝利ならず…球団新人ワーストタイの6連敗

[ 2017年7月26日 21:41 ]

セ・リーグ   阪神5―6DeNA ( 2017年7月26日    甲子園 )

<神・D>2回2死一塁、小野は柴田にこのイニング2個目の死球を与え、顔をゆがめる
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 阪神のドラフト2位ルーキー・小野泰己投手(23)は26日のDeNA戦に先発し、5回、112球を投げ6安打4失点で降板。今季9度目の先発ながら、またしてもプロ初勝利はならず。

 6敗目を喫し、阪神の新人投手として、66年の久野、88年の野田に並ぶ球団ワーストタイのデビューから6連敗を喫してしまった。

 勝ちこそつかなかったが、このところ好投を見せていた小野だが、この日は4四死球と、安定感を欠いた投球。2回に先頭打者の宮崎に死球を与えると、戸柱に左前打、梶谷に右前へタイムリーを打たれ先制点を許す。さらに1死二、三塁とされ倉本に右前2点タイムリーを打たれた。その後は走者を出しながらも0点に抑えていたが、5回も1点を奪われると、その裏代打が出された。

 新人ながら先発ローテの一角に定着しており、待望のプロ初勝利へ「ゲームをつくるというのが大事だと思っています。先発で投げさせてもらっているので、少しでも長いイニングを投げられれば」と語っていたが、お預け。「全体的にボールが高く、特に変化球を制球できずに、追い込んでからの決め球が甘くなってしまいました」と反省していた。

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