西武・秋山 柳田超え!4の4で打率トップ浮上 最近5戦20の11

[ 2017年7月26日 05:30 ]

パ・リーグ   西武7―2オリックス ( 2017年7月25日    メットライフドーム )

<西・オ>7回1死二塁、適時二塁打を放つ秋山
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 まさにヒットの雨あられだ。西武・秋山が決勝打を含む昨年8月12日以来の4安打の固め打ち。打率を・330に上げ、ソフトバンク・柳田をかわしてリーグトップに立った。

 「気分が悪いわけはないけど途中経過。まだまだ試合があるし、勝ちにつながるバッティングができれば」

 2安打して迎えた同点の5回無死一、二塁。ディクソンの直球をはじき返した。右翼フェンス直撃の勝ち越し二塁打。4―2の7回も左腕・大山から左中間適時二塁打を放った。昨年から7連敗だったディクソンからの3安打など4安打2打点。「いろいろ対策したりしたけど、やられてしまっていた。一つ勝ててよかった」と天敵撃ちに安どした。

 最近5試合で20打数11安打で、背番号を連想させる打率・550。それでも「状態どうこうじゃなく仕事ができないとダメ」と慢心はない。一方で辻監督は「(同点の5回無死)一、二塁なら送り(バント)と思うけど、うちのポイントゲッター」と信頼の強攻策に満足げだ。

 4連勝で貯金10。試合前、メットライフドームの屋根を「ゴーッ」と鳴らす雷雨が襲った。「ゲリラ豪雨もあったけど、皆さん来ていただいて勝つことができました」。豪雨もかすむヒットの乱れ打ちを披露した秋山は、お立ち台で感謝を口にした。 (春川 英樹)

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2017年7月26日のニュース