【高知】明徳義塾　逃げ切って８連覇！梼原　初の甲子園ならず

第９９回全国高校野球選手権大会高知大会決勝   明徳義塾７―３梼原 （ 2017年7月26日    県営春野 ）

　第９９回全国高校野球選手権大会の高知大会は２６日、決勝が行われ、明徳義塾が梼原（ゆすはら）を７−３で振り切り、８連覇を果たした。

　１、２回と得点圏に走者を進めながら無得点に終わった打線は、３回２死二塁、谷合の中前打で１点を先制。４回には１死一、二塁から近本の適時打、さらに２死一、二塁で中坪が左越え３ランを放ってこの回４点。６回には相手のバッテリーミス、８回にも中犠飛で得点するなど、着実に加点した。

　先発の北本を、２年生の市川が好救援。４点リードの７回に1点を返され、なおも１死満塁とされた場面でマウンドへ。この回、後続を打ち取ると、最後まで追加点を許さずチームの８連覇を引き寄せた。

　準々決勝で強豪の高知、準決勝ではセンバツ出場の中村を破るなど快進撃を続けてきた梼原だがあと１歩及ばなかった。中盤までに５点のリードを許す中、５、６、７回に１点ずつ返して追い上げたものの届かず。先発の浅井は初戦からの全５試合を１人で投げぬいたが力尽きた。