【静岡】創部35年目 藤枝明誠が初の甲子園 雨で約3時間中断 両軍合わせて33得点

[ 2017年7月26日 18:25 ]

第99回全国高校野球選手権静岡大会決勝   藤枝明誠23―10日大三島 ( 2017年7月26日    草薙 )

<藤枝明誠・日大三島>スタンドへのあいさつを終え、喜びを爆発させる藤枝明誠ナイン
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 第99回全国高校野球選手権静岡大会決勝は26日、草薙球場で行われ、藤枝明誠が初の決勝進出で日大三島に23―10で勝ち、創部35年目にして、春夏通じて初の甲子園出場を決めた。

 7回表途中から雨のため、約3時間にわたり試合が中断。再開後もグラウンドの状態は良くなく、終盤だけで両軍合わせて19点が入った。

 藤枝明誠は侍ジャパンU18の1次候補に名を連ねるエース・久保田蒼布(3年)を、自慢の打線が初回から援護。1死一塁、3番・清水の左翼線二塁打で先制。4番・中田、6番・河合の適時打で3点を奪った。3回には、打者11人の猛攻で6点を奪った。

 初の準決勝進出だった前日25日に、昨秋の東海王者で今春センバツ16強の静岡の投手陣から23安打14得点した打線は、この日も勢いが衰えず、準決勝で延長14回を戦った日大三島の投手陣を打ち込んだ。

 日大三島は9回に4点を入れ反撃したが、大量失点を取り返すことはできなかった。

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