【北北海道】滝川西 19年ぶり甲子園切符 本塁打なしの2人が…

[ 2017年7月23日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権北北海道大会決勝   滝川西3―2白樺学園 ( 2017年7月22日    旭川スタルヒン )

<白樺学園・滝川西>甲子園を決め、細矢(右)と抱き合う鈴木
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 練習試合でも本塁打を打ったことのない2人のアーチで滝川西(北北海道)が、19年ぶりの甲子園切符をつかんだ。1点を追う8回2死で今大会初打席の代打・古川が起死回生の同点ソロ。延長10回には11打数無安打だった8番の細矢が決勝ソロを放った。

 「打ち上げたと思ったけれど、この星と歴代のユニホームが力をくれたのかな」と細矢。右袖には甲子園出場回数を意味する3つ(センバツ1度含む)の星が刻まれ、ベンチには甲子園出場当時のユニホームが飾られていた。エースの鈴木は4試合を一人で投げ抜いて防御率0・92。投打がかみ合い、新たな歴史を刻んだ。

 ◆滝川西(北北海道)会計ビジネス科と情報ビジネス科を持つ公立校。

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2017年7月23日のニュース