【東東京】立教池袋が帝京に善戦 新チームに後を託す

[ 2017年7月14日 14:34 ]

第99回全国高校野球選手権東東京大会3回戦   立教池袋2―5帝京 ( 2017年7月14日    神宮 )

 立教池袋は、第1シードの帝京に善戦したが、2―5で敗れた。初回に3番・山根祥吾(3年)の中越えソロ本塁打で先制。1―1の4回には主将の6番・小幡圭輔投手(3年)が1死二塁で右翼に適時二塁打を打って勝ち越したが、2―2の7回に3失点して突き放された。

 大学日本一となった兄貴分の立大に続けと、春季東京大会4強の帝京に挑み、惜敗。古賀賢之監督は「あと1本が出なかった。中盤までは理想通りだった」と話した。初回に「以前、練習試合で同じような当たりを打ったことがある」と振り返った山根の本塁打で先制。4回に勝ち越し打を打った小幡も「自分のところで投手が代わった。楽な気持ちで打席に入ることができた」と冷静に試合を進めた。

 2―2の7回表にも2死一、二塁で山根が死球となり、満塁の好機をつくったが勝ち越せなかった。その裏に犠飛と本塁打で3失点。120球完投の小幡は「負けて悔しい」と言いながらも「強いチームと試合ができるので、楽しみにしていた。最高の準備をして臨むことができた」と話した。3年生の夏は終わったが、山根、小幡とも「2年生に力がある選手が多い」と新チームに期待していた。

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2017年7月14日のニュース