【埼玉】監督は父 早大本庄・福永 連日先発で計159球 再試合制す

[ 2017年7月14日 05:45 ]

第99回全国高校野球選手権埼玉大会2回戦   早大本庄8―4熊谷商 ( 2017年7月13日    熊谷公園 )

<熊谷商・早大本庄>連日の先発で好投した長男・拓己(右)と笑顔で握手する早大本庄・福永監督
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 早大本庄(埼玉)が、熊谷商との2日間にわたる激闘を制した。引き分け再試合から8―4で決着。エース福永は連日の先発で5回を3失点に抑え、計11回1/3、159球を投げ抜いた。

 「疲れはなく、気持ちの面でも大丈夫でした」。そう語る福永の父は福永泰規監督。延長15回を戦った前夜、家の中で野球の話は一切しなかったという。「家では普通の父と息子。そこはしっかり分けるように決めています」。親子の約束が気持ちの切り替えと好投につながった。

 福永は同校の監督を務める父の姿を見て幼い頃から野球に打ち込み、中学までは父から助言を受けていた。「父のもとで野球をすることに小さい頃からずっと憧れていました」。願いをかなえ、エースとして再試合にも勝った。 (前川 晋作)

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