【京都】龍谷大平安コールド発進も 原田監督「イライラしてます」新副主将・岡田に喝

[ 2017年7月12日 10:26 ]

第99回全国高校野球選手権京都大会2回戦   龍谷大平安10―0鴨沂=5回コールド ( 2017年7月11日    太陽が丘 )

<龍谷大平安・鴨沂>2回、適時打を放つ龍谷大平安・岡田
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 副主将の肩書きが加わった新4番の活躍で龍谷大平安がコールド発進だ。高校通算33本塁打の岡田悠希外野手(3年)は4番・左翼で先発。2点を先制し、なお続く2死満塁の絶好機に燃えた。2ストライクから高めの直球を強振。中前へ2点適時打を放った。

 ただ、その後がいただけない。続く松田の2球目に二盗に成功したが、直後に二塁でけん制死。原田英彦監督は「不合格。イライラしています」と突き放した。春の近畿大会以降、練習試合のメンバーから外した。練習態度の改善を求めた指揮官の親心からだ。

 山本→石原→大本→山本と主将が替わっているように「(真の)リーダーがいないのが痛手」と指揮官。6月初旬、山本主将から副主将に指名された大砲の奮起は欠かせない。岡田は「1年生から試合に出てるのに引っ張れてなかった。もう弱い姿は見せられない」と前を向いた。

 聖地で春夏通算99勝を誇る古豪。3年ぶりの夏切符で3ケタの大台に乗せたい。「一戦必勝。ことしは自分が引っ張る」と岡田。迷惑をかけ続けた恩師にことしこそ100勝目をプレゼントする。

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2017年7月12日のニュース