【東東京】都国際44失点のエース・手島 200球投げ抜き「良い思い出に」

[ 2017年7月10日 16:46 ]

第99回全国高校野球選手権東東京大会   東海大高輪台44―0都国際 ( 2017年7月10日    大田 )

<東東京 都国際・東海大高輪台>大敗したが、高校野球を満喫して笑顔のエース手島(最前列左から2人目)ら都国際ナイン
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 都国際のエース右腕・手島佑投手(2年)は30安打44失点を喫しながらも、4回200球を投げ抜いた。

 「アウトの取り方を忘れそうだった。でも仲間の顔を見て、頑張ろうと思った」と涙はなく、清々しく振り返った。

 登録は11人。ダンス部やバスケ部から助っ人を借りて単独出場をかなえた。手島は今年の12月に海外留学するため、2年生だが今夏が最後の夏。「自分にとって最後になるので、絶対に単独で出たかった」。抽選で強豪の相手を引き当て「やばいと思った」と振り返る。

 それでも「単独で出られて、試合ができてうれしかった。最後がこんな試合になっちゃったけど、良い思い出になった」と笑顔だった。

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