【東東京】都大島海洋国際コールド負け 元甲子園球児の増子監督「もう少し経験させたかった」

[ 2017年7月10日 16:17 ]

第99回全国高校野球選手権東東京大会2回戦   都橘13―3都大島海洋国際 ( 2017年7月10日    明大球場 )

都雪谷で甲子園に出場した経験を持つ都大島海洋国際の増子良太監督
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 初回に4連続長短打で2点を先制した都大島海洋国際だったが、その後は追加点が奪えず、6回には8連打で7点を奪われて3―13でコールド負けした。

 指揮を執る増子良太監督は2003年に都雪谷が甲子園に出場した時の主将。日体大に進学して教員となり、大島に赴任して監督2年目だ。

 11人の選手(女子マネ2人)のうち島出身は1人。残り10人は足立区や府中など海を越えてやってきた。「どうしても学校の特色でヨット部とか海関係の生徒が多いんです。野球は部員を集めるのも大変です。練習試合も東京に船できて、春から10試合くらい。1年生が多くて、もう少し経験させたかった」。この日もスタメンに1年生が4人。最後は力尽きたが、OBらがスタンドから応援し、大漁旗に「1球入魂」と書かれた旗で激励した。

 島に帰れば、3年生3人が抜けた新チームは8人。「連合チームで秋は戦うことになると思います」(増子監督)と話し、球場を後にした。

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2017年7月10日のニュース