【東東京】元中日球団代表の井手氏がコーチ 都新宿が初戦惜敗

[ 2017年7月9日 20:33 ]

第99回全国高校野球選手権東東京大会1回戦   郁文館4―1都新宿 ( 2017年7月9日    江戸川区 )

<都新宿−郁文館>力投する新宿のエース梅原
Photo By スポニチ

 5月に元中日球団代表の井手峻氏が外部コーチに就任した都新宿が、郁文館との初戦に臨み、4―1で敗れた。

 井手氏は球場に姿を見せなかったが、7回に両足をつりながら完投した梅原猛投手(3年)は「偉大なOBの井手さんに教えてもらったことは、自分の財産。勝利という恩返しはできなかったが、この思いは後輩たち託したい」と感謝の言葉を口にした。

 田久保裕之監督(35)も「気迫のピッチングを見せてくれた」と右腕をねぎらった。進学校の都新宿だけに、梅原は今後、国立大進学のため受験勉強にシフトし、大学でも野球を続けることを希望している。井手氏の教えは、この世代から新宿野球部に受け継がれていく。

続きを表示

2017年7月9日のニュース