上本4号ソロ 金本監督も絶賛「打てるゾーンをキッチリ打った」

[ 2017年7月8日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―5巨人 ( 2017年7月7日    甲子園 )

1回裏1死、上本(右)は左越えソロホームランを放ち、ベンチのナインとハイタッチ
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 阪神・上本は数少ない失投をひと振りで仕留めた。初回1死。フルカウントからの6球目だ。やや内角よりの153キロを捉え、左中間最深部へ打ち込んだ。

 5月24日以来、31試合123打席ぶりの4号。前回も甲子園球場での巨人戦だった。今季はマイコラスに対して過去6打数2安打。会心の一撃の要因は上々の好相性だけではない。意図的に打席を外すなど助っ人右腕のリズムを崩す工夫も実践していた。

 「打てるゾーンに来たというか。それをキッチリ打った。よく打ったな、と思うくらい、今日は、もう相手が素晴らしすぎた」

 金本監督も絶賛の打撃。以降は7回まで安打が出ず、余計に際立った。唯一の得点をたたき出しても敗戦後は無言。長打も秘める2番打者は勝利だけを求めていた。

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2017年7月8日のニュース