【神奈川】全国1900人の珍名主将のもと 南が4年ぶり初戦突破

[ 2017年7月8日 19:48 ]

第99回全国高校野球選手権神奈川大会1回戦   南9―1高浜 ( 2017年7月8日    横浜 )

南の祝主将
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 開幕戦で、南が9―1で高浜に7回コールド勝ちし、4年ぶりに初戦を突破した。14安打を放っての快勝。「開幕戦のクジを引いた瞬間は全く信じられなかったが、開会式の頃にはワクワクの方が強くなっていた。きょうは長打も出て、うまくいきすぎた」と振り返ったのは、祝(ほおり)透吾主将だ。

 「自分と同じ名字の人には会ったことも。聞いたこともない」と言うように、全国で1900人しかいない珍名。ルーツである新潟・佐渡の出身の父・久和さんは現在、高校野球の審判員を務めている。試合前には「普段通りキャプテンの役割を果たせば、おのずとチームは勝てる。思い切ってやってこい」と声をかけられという。

 「2番・二塁」で先発した祝は、1点を勝ち越した2回1死満塁で投前スクイズを決めるなど、3打数無安打ながら2打点で勝利に貢献。次戦は15日に優勝候補の横浜と激突する。祝は「胸を借りるつもりでやります」と力強く言った。

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