阪神・香田コーチ 藤浪は無期限2軍調整「中途半端にならないように」

[ 2017年7月5日 05:30 ]

阪神の藤浪
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 阪神・香田投手コーチが、再調整中の藤浪について、あらためて、期限を設けず復調を待つ考えを明かした。

 「(早期昇格を)あてにはしてたけどね。じっくりやって欲しい。(昇格を焦って)中途半端にならないようにしてあげたい」

 藤浪は、開幕から本来の投球ができず、5月27日に出場選手登録を抹消された。首脳陣からは、昇格の条件に、「右打者の懐を狙った投球」を挙げられていたが、2日のウエスタン・リーグ中日戦で5回に石垣へ頭部死球を当てて危険球退場となるなど、4回0/3を7安打7四死球7失点。試合後には、約3週間、鳴尾浜で投げ込み中心のミニキャンプを敢行することも決まった。

 同投手コーチは「3週間、ボールから離れるのではなく、ボールを握って、投げて解決する方向になっている」と説明。2位につけるチームにとって、若きエースの“長期離脱”は大きな痛手となるものの、制球難を克服し、完全復活を遂げる時を待つことになった。(遠藤 礼)

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2017年7月5日のニュース