初完封まであと2人… 中日・鈴木、5勝目も反省「フォークが抜けてしまった」

[ 2017年7月4日 21:33 ]

セ・リーグ   中日7-2ヤクルト ( 2017年7月4日    ナゴヤD )

3安打の京田(右)と5勝目の鈴木はお立ち台でドアラとガッツポーズ
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 中日先発・鈴木は9回途中まで投げ2失点に抑え、本拠地・ナゴヤドームで初勝利となる今季5勝目を挙げた。

 打線の大量援護もあり、8回までヤクルト打線を3安打無失点に抑え、プロ初完封を本拠地のファンの前で決めるべく9回のマウンドに上がった。しかし、1死後山田に四球を与えるとバレンティンに左翼席で10号2ランを打たれその夢が消えた。鈴木は試合後「自信のあったフォークボールを投げたが、真ん中に抜けてしまった」と反省した。

 その後も、不運な内野安打と四球で走者を溜めたところで無念の降板。後を受けた2番手の伊藤が後続を断ち、試合後3安打の京田とともにお立ち台に上がった鈴木は、9回投げきれなかったことを聞かれると「体力がなかったので、次の登板までにしっかり走って備えたいと思います」と悔しさ交じりに答えていた。

 それでもようやくつかんだ本拠地初勝利。さらに開幕前からの目標、5勝に到達し「ナゴヤドームで勝てるのが一番うれしいことですし、ファンの皆さんの前で勝てたのはよかった」と最後は笑みを見せていた。

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2017年7月4日のニュース