巨人・田口 7勝目!G対広島戦連敗止めた「踏ん張ることできた」

[ 2017年7月4日 21:13 ]

セ・リーグ   巨人3―0広島 ( 2017年7月4日    マツダ )

<広・巨>力投する田口
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 ベンチの期待に応える力投だった。首位・広島相手にカード初戦を任された巨人・田口麗斗(かずと)投手(21)が7回を4安打無失点でリーグトップタイの7勝目(2敗)。チームの対広島戦連敗を7で止めた。

 「何度もピンチはあったんですが、何とか踏ん張ることができて0点に抑えられて良かったです。ランナーを背負ってから冷静に低めを意識して投げました」。12球団一の得点力を誇る広島打線相手に、最大のピンチは2点を先制した直後の6回。連打で無死一、三塁とされたが、菊池を三ゴロ、続く丸の中堅に抜けそうなライナーを巧みなグラブさばきで投直とし、飛び出した一塁走者を刺して併殺で切り抜けた。

 8回、代打を送られ交代となったものの、まだ92球。「チームの方針。そういう判断」と理解を示しつつも「打ちたかったですけど。(まだ余力は)あったと思います」と今季3度目の完封も狙えただけに少し残念そうだったが、リーグトップの防御率は2.08と1点台目前に迫った。チームが今季2勝10敗と大きく負け越している中、首位・広島に一矢を報いる好投となった。

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