日曜にパパ輝く!29日に次男誕生の大和 打率5割サンデー男

[ 2017年7月3日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5―4ヤクルト ( 2017年7月2日    甲子園 )

<神・ヤ>大和は糸井(左から2人目)らとともにファンの子供とハイタッチ
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 特別なモチベーションを秘めて臨んだ阪神・大和が6月23日以来の先発出場で躍動した。

 「甘い球が来たら、食らい付こうという気持ちだった。流れを持って来れて良かった」

 2回。大山、高山がともに初球攻撃で連続安打し無死一、二塁。「自分も(初球を)行こうと思った」と石川の初球シュートを叩いた打球は三遊間を破る左前打で5月28日DeNA戦以来、出場20試合ぶりの適時打。3人でたった3球で先制点を奪った。

 かわいい息子の誕生を祝う一打だった。糸井、大山と並んだお立ち台で「先月29日に第二子の男の子が誕生しました!」とファンに向け報告。休日には家族で買い物に出かけることがリフレッシュする方法と話す子煩悩な男が、燃えないわけがなかった。「2人いるので、しっかり頑張らないといけないなと思いました」と振り返ったように、4回には中前打で今季3度目のマルチ安打を記録。6回1死一塁では冷静に四球を選び、その後の逆転撃につなげた。

 「何のためにスタメンで使われているのかを考えて、スタメンで出たら結果を残すことを考えている」

 この日の3打数2安打を含め今季は対左腕は28打数11安打、打率・393。数字通りの活躍で首脳陣にもしっかりとアピールした。加えて、日曜日の打率も5割(16打数8安打)。家族連れが多く詰めかけた休日の甲子園で、パパが輝いた。(久林 幸平)

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