張本氏 復帰登板の大谷に心配顔「完全に治してやらないと」

[ 2017年7月2日 09:25 ]

野球評論家の張本勲氏
Photo By スポニチ

 野球評論家の張本勲氏(77)が2日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に生出演。1日のイースタン・リーグの西武戦(鎌ケ谷)で今季実戦初登板を果たした日本ハム・大谷翔平投手(22)の起用法について苦言を呈した。

 左太腿裏肉離れからの復活を目指す大谷は、昨年10月22日の広島との日本シリーズ第1戦以来、252日ぶりの実戦登板。1回1安打1失点で最速は157キロをマークした。

 張本氏は「日本球界の大事な選手だからね。中途半端な出し方やめてほしい」と渋い顔。発言の真意を問われると、「こういう出し方よ。球団との話し合いがあって出たんでしょうけど、やめたほうがいい。完全に治してやらないと。投げ方見てもまだまだ中途半端だもん」と起用法に難色を示し、大谷のケガの具合を案じた。

 この日ゲスト出演した元ソフトバンクの斉藤和巳氏(39)は「本調子でないことは確か」としながらも「投げられたことがクリアかな」と実戦登板を果たした点を評価。それでも張本氏は「今度は肘か肩をやりますよ。ケガを。心配ですよ」と完治しないままの起用が、さらなるケガを呼んでしまう可能性を危ぐした。

続きを表示

2017年7月2日のニュース