履正社・安田 夏9連敗中の大阪桐蔭に「勝って歴史変える」

[ 2017年7月2日 12:37 ]

練習試合   履正社10―2橋本 ( 2017年7月1日    履正社茨木グラウンド )

昨秋の明治神宮大会優勝の記念碑の前で打倒大阪桐蔭を誓った履正社の安田
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 今秋ドラフト上位候補の履正社・安田尚憲内野手(3年)が7月1日、夏の大阪予選では9連敗中の宿敵・大阪桐蔭撃破を誓った。橋本との練習試合に「3番・三塁」で先発。8日に開幕する夏の大阪大会前最後となる実戦で2安打を放った。

 目の覚めるような一撃だった。先頭で迎えた3回の第2打席。フルスイングで仕留めた打球は中堅左のフェンスを直撃した。あと10センチでスタンドインという当たりで、高校通算60号を逃したが「中堅方向へのいい打球でした」とうなずいた。

 史上初の大阪決戦となった今春の選抜決勝は大阪桐蔭に屈した。今夏も避けては通れない相手だ。夏の大阪予選に限れば、宿敵に9連敗中。安田自身も1年夏はベンチで屈辱を味わった。西の大砲は「勝って歴史を変えたい」と闘志をみなぎらせた。

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2017年7月2日のニュース