“獅子キラー”オリ松葉 本領3勝目「ハマってくれている」

[ 2017年7月2日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス4―2西武 ( 2017年7月1日    メットライフドーム )

<西・オ>7回2失点で3勝目を挙げた松葉
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 “獅子キラー”が役割を果たした。オリックス・松葉が7回2失点の快投で、6月3日の巨人戦以来1カ月ぶりに3勝目を挙げた。

 「周りや相手がそう思ってくれるのは、ありがたい。ゴロを打たせようとして取れているというのは、ハマってくれている」。低めに制球された直球を軸球に、ツーシームやチェンジアップで翻弄(ほんろう)。奪ったアウト21個のうちゴロアウト10個と量産した。

 松葉は昨季西武戦は4試合に先発(救援3)し2勝1敗、防御率2・51。今季に限れば、これで3戦2勝、防御率1・64と良化する。当面はクライマックスシリーズ進出圏内を争う目前の敵だけに、チームにとって好材料。ゲーム差を4・5とし、福良監督も「向こうが(松葉と)合っていないのかな。結果も出ているしね」と頼もしそうに振り返った。

 この日首位・楽天が敗れたため自力優勝の可能性が復活。観戦した宮内義彦オーナー(81)はご満悦で「きょうは久しぶりに(良い試合だった)ね」と称え、チームの再進撃を期待した。 (湯澤 涼)

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2017年7月2日のニュース