阪神連敗ストップの救世主・ドラ1大山 プロ初安打が決勝3ラン「人生で一番幸せな時間」

[ 2017年7月1日 17:34 ]

セ・リーグ   阪神3―1ヤクルト ( 2017年7月1日    甲子園 )

<神・ヤ>3回2死二、三塁、大山はプロ初安打となる左越え3ランを放つ
Photo By スポニチ

 阪神のドラフト1位ルーキー・大山がプロ9打席目でようやく出た念願の初ヒットはチームの連敗を8で止める先制の決勝3ランとなった。

 プロ初のお立ち台に立った大山は「幸せです」と笑顔。「来たボールだけを思い切って振り抜こう」と入った打席で、レフトスタンドへライナーに飛び込む3ラン。「入るとは思わなかったですけど、ファンの皆さんの声援がホームランにしてくれたと思います」とファンに感謝し、「(ダイヤモンド一周は)今までの人生で一番幸せな時間でした」と笑顔を浮かべた。記念のホームランボールはすぐに大山のもとへ戻り、「今まで支えてくれた家族にプレゼントしたい」と話した。

 「チームが負けている状況だったので、何とかチームのために貢献したいという気持ちが強かった。その通りになって良かった」と大山。チームの連敗中の6月18日に1軍昇格しているが、「僕が上がってから1勝もしていなかったので、悪いものを持って来てしまったとずっと思っていたので、止められて良かった」とようやくの勝利に安どの表情。「今日の勝ち、流れに乗って、これからも勝ちたいと思います」と前を向いた。

 本塁打の瞬間には思わず絶叫した金本監督も「恥ずかしいですね」と照れ笑いを浮かべながらも「プロに入ってきて、初仕事が大仕事になりましたね」と称えていた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年7月1日のニュース