阪神・梅野、全4打席で役割果たすも「勝たなかったんで残念」

[ 2017年6月28日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1―3中日 ( 2017年6月27日    浜松 )

 浜松まで足を運んでくれた虎党へのせめてもの御礼だった。阪神・梅野が2本の2塁打に四球、犠打と4打席全てが好内容。勝利は呼べなかったものの、26日に発表されたオールスターのファン投票で初選出してくれたファンに勇姿を見せた。

 3回は先頭打者で左中間を破る二塁打。同じく先頭で回って来た5回も四球で出塁しても得点には結びつかない。7回1死では今度は右越え二塁打を放ち、糸井の押し出し四球で初めて生還。8回1死一、二塁では糸原が送りバントを失敗した直後に投犠打をきっちりと決めた。4打席とも役割は果たし、「それはそうだと思います。でも勝たなかったんで残念です」と悔やんだ。

 2打数2安打で打率・205とし、5月10日以来の“大台”を回復。打率は低くても守備での盗塁阻止や犠打などで貢献していることが夢の球宴出場につながった。次は白星に直結する活躍でファンへのお返しとしたい。(山添 晴治)

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2017年6月28日のニュース