侍J 新ユニ発表 4色採用 「輪つなぎ」でコンセプト具現化

[ 2017年6月26日 19:19 ]

侍ジャパンの新ユニホームを着用し表情を引き締める広島・鈴木(左)とDeNA・筒香
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 侍ジャパンの新ユニホーム発表会が26日、東京都港区の品川プリンスホテルで行わた。NPBエンタープライズの山田隆代表取締役社長と、アシックスジャパンの西前学代表取締役社長が「ダイヤモンドパートナー契約」の契約書を調印。モデルとしてDeNA・筒香嘉智外野手と広島・鈴木誠也外野手が出席し、新ユニホーム姿を披露した。

 契約は21年5月末までで、U12からプロまで全世代の代表が着用する。日本の伝統色である、侍が戦に勝ちをもたらすとして甲冑を染め上げた「青褐色(あおかちいろ)」、神聖と清浄無垢の象徴である「真白(ましろ)」、日の丸の赤である「紅色(くれないいろ)」、優美さと力強さの象徴の「黄金色(こがねいろ)」の4色を採用。一見すると野球の日本代表の伝統であるピンストライプだが、細部は無数の輪でつながれた「輪つなぎ」。全世代、そしてファンも一つになり戦うというコンセプトを具現した。20年東京五輪と21年WBCにも臨む新戦闘服で、7月12日から米国で行われる日米大学野球から着用される。

 「“輪つなぎ”という全世代で戦おうというコンセプトが体現できた素晴らしいユニホーム」と筒香。3月のWBCでは主砲としてチームを引っ張った。「日の丸を背負い戦うのは光栄なこと。小さい頃はジャパンのユニホームに憧れて野球をやっていた。子供たちの夢や目標となれるように頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。

 鈴木は「凄く格好いいし、ユニホームのデザインで相手を威圧できると思う。着心地いいし軽い。凄くいいプレーができるんじゃないかなと思います」とお気に入りの様子だった。

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2017年6月26日のニュース