ソフトB福田 逆転サヨナラ弾 師匠ムネリン感動「僕の息子が打ったみたい」

[ 2017年6月26日 05:40 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7―6西武 ( 2017年6月25日    ヤフオクドーム )

<ソ・西>9回2死一塁、逆転サヨナラ2ランを放った福田は工藤監督(左)と抱き合って喜ぶ
Photo By スポニチ

 大仕事だ。ソフトバンクの福田が1点を追う9回2死一塁から右越えに逆転2ラン。プロ11年目で初のサヨナラ打に「(ダイヤモンドを1周した)記憶を忘れちゃった。初めて輪の中にいて最高にうれしかった」と興奮冷めやらぬ様子だった。

 8回に代走で出場し、9回は初めての打席。追い詰められた場面でも「思いきり打とう」と腹を決め、多摩大聖ケ丘3年時のサヨナラ逆転満塁弾以来となる劇弾を放った。昨季は初めて開幕スタメンをつかんだが、今季は4年目の上林の台頭もあり、先発はわずか3試合。途中出場が続く中、尊敬するベテランの川崎から、試合で力を出すための準備の大切さを説かれ、心に刻んでいた。今後も激しい競争を勝ち抜かなければ出番は増えない。チームは首位・楽天との1・5ゲーム差を維持。福田は「僕の中でも大きな一本になった」と存在をアピールした。

 ▼ソフトバンク・川崎(福田の活躍に)鳥肌が立った。(昨年の)カブスの優勝を超えたね。感動した。僕の息子が打ったみたい。

 ▼ソフトバンク・長谷川勇(プロ11年目で初めて4番に座り、6回の右越え2号2ランなど2安打3打点)4番は打ってみたい気持ちはあった。わくわくしながらできたのが一番。

続きを表示

2017年6月26日のニュース