能見 雨に四苦八苦「投げにくいどころじゃなかった」

[ 2017年6月25日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―5広島(4回裏2死降雨ノーゲーム) ( 2017年6月24日    マツダ )

<広・神>4回途中、雨脚が強まり、空を見上げる能見
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 雨に泣かされ、雨に救われた。先発した阪神・能見は4回、丸に左犠飛を許し5点目を奪われたところで交代を告げられた。記録には残らないが3回2/3を投げ被安打7。塁上には2人の走者が残っていた。

 「(雨で)投げにくいどころじゃなかった。ビックリやった。(影響したのは指の滑りとマウンドの状況)どっちもだった。まあ、ノーゲーム(に終わったんで」)」

 初回は田中、菊池、丸を計6球で料理する最高のスタートだった。だが、2点を先制してもらった直後に急変した。2回、先頭の鈴木に左前打され2死三塁までこぎつけたが、西川、会沢に続けて二塁打を浴び同点とされた。3回も先頭の田中に左翼線二塁打を打たれ、上本の失策もあり無死一、三塁。丸には一、二塁間を破られた。4回も先頭の西川から連打に四球で無死満塁。菊池を2球で追い込みながら粘られ14年5月24日ソフトバンク戦で記録して以来の押し出し四球で勝ち越し点を献上した。

 5月まで防御率1・87と安定していたが、6月に入り7日オリックス戦、前回14日の西武戦はともに5回4失点。そして、この日は4回もたず。一抹の不安を感じずにはいられないが、首脳陣の考えは全く違った。金本監督が「初回は良かったからね。ベンチから見ていてもリリースポイントも良かった。ストレートで差し込んでいたし悪いようには見えなかったけどね」と話せば、香田投手コーチも「調子自体は悪くなかった。集中しづらい状況の中で投げさせられてね」とかばった。

 広島を追走するためにはベテラン左腕の力が不可欠。真価を問われる次回で、しっかりと結果を出してくれるはずだ。(山本 浩之)

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