巨人 先制許した試合は21連敗 27日にも自力V消滅

[ 2017年6月25日 05:50 ]

セ・リーグ   巨人2―8中日 ( 2017年6月24日    東京ドーム )

<巨・中>3回2死一塁、京田の飛球に跳び込んだ陽だったが届かず適時三塁打としてしまう
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 試合を壊した自身への怒りが収まらない。KOされた巨人・マイコラスは「誰にでも、時には悪い結果が起こりうる」と似た言葉を4度繰り返して球場を去った。

 中堅手の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が3回に京田の打球を後逸(記録は三塁打)して先制点を献上。4回の失点もゲレーロの中前打をはじく陽岱鋼の失策が絡んだ。7回は2死無走者から崩れ、自己ワーストの13安打を浴びて6回2/3で6失点降板した。

 交流戦最後の2カードは5勝1敗。巻き返しの機運を逃すまいと、同じカードに今季初めて菅野とマイコラスを先発させるローテーションを組んだ。結果は最悪の2連敗だ。

 今季ワーストタイの17安打を許し、打線も2試合連続で今季最少タイの4安打。無残な負けを、高橋監督は「攻撃できていない方が大きい」と嘆いた。先制を許した試合は21連敗。27日にも自力優勝の可能性が消滅する。 (川島 毅洋)

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