巨人・菅野に投げ勝ったバルデス「しっかり準備をして臨んだ」

[ 2017年6月23日 21:09 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2017年6月23日    東京D )

<巨・中>中日先発のバルデス
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 1―0の9回2死一、二塁から3番手の岩瀬が代打・亀井を二ゴロに打ち取ってゲームセット。僅差のゲームを制して4勝目を挙げた中日の先発・バルデスは「相手ピッチャーがエースなので最初からいい試合になるのは分かっていた。6回のピンチで何とかマギーを三振に打ち取れてよかった」と息をついた。

 球速は130キロ台ながら抜群の制球力と緩急で巨人打線を翻ろうした。許した安打は3本だけ、四球は3つあったが、1番・長野と3番・坂本以外の打者には出塁さえ許さず、巨人・菅野との投げ合いを制した。

 本人がポイントに挙げた6回は先頭の長野に右中間二塁打を許し、送りバントと坂本への四球で一、三塁のピンチを招いたが、4番マギーを空振り三振、5番・陽岱鋼を一邪飛に討ち取った。

 8回3安打無失点。森監督が「ずっとクオリティースタートを続けているし、低めを意識して緩急を使って、いいピッチングだったと思いますよ」と絶賛する投球。本人も「早目に(先発を)言われていたので、たっぷり調整する時間があったので、しっかり準備をして臨んだ」と胸を張る。これで自身3連勝。「また、しっかり調整して、次もいいピッチングをしたい」と言い切った。

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