対広島戦11戦未勝利だけど…阪神・岩貞「数字ほど悪いイメージない」

[ 2017年6月21日 05:30 ]

岩貞は練習を終え笑顔を見せる
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 25日の広島戦(マツダ)での先発が濃厚となった阪神・岩貞が20日、甲子園球場での自主練習に参加。プロ入り後、11試合に先発し未勝利が続く広島への雪辱を誓った。

 「(対戦データの)数字ほど悪いイメージはない。嫌な感じはないですよ。(これまでは)勝ちきれないところが一番だった。状態が悪くても勝たないといけない」

 今季の対戦は4月1日の一度だけ。2回までに6点の援護をもらいながら5回5安打5四死球と制球も乱し5失点で降板。チームも逆転負けを喫した。

 「一度、2軍に行った時点で、一からと思っている。(前回も)気持ちはリセットしてやった。挑戦者としての気持ちを持って立ち向かっていきたい」

 5月20日に2軍降格を味わい、6月2日に再昇格。以降は3試合に先発して1勝1敗だがすべてクオリティースタート(6回以上投げ自責点3以下)。「そこが前半戦とは違うかなと思う」と手応えをつかみ、強敵にぶつかる。

 チームにとっても23日からの広島3連戦は今後を占う意味でも重要な戦いとなる。猛虎の命運を握る左腕が、広島から初勝利を奪うことでチームにも勢いを与えるはずだ。(山本 浩之)

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