田口 東京D初完封で防御率トップ「試合前から目標立ててた」

[ 2017年6月18日 06:01 ]

交流戦   巨人8―0ロッテ ( 2017年6月17日    東京D )

巨人先発の田口
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 117球目。内角直球で鈴木を二ゴロに仕留め、巨人・田口が表情を崩した。打線の大量援護を受ける中での今季2度目の完封勝利。「試合前から目標を立てていた。達成するために組み立てていけた」と満足そうに振り返った。

 本拠地で初のシャットアウト。防御率2・10とし、リーグトップに立った。4回には1死一、二塁のピンチを背負ったが後続を落ち着いて切った。昨年は得点圏での被打率・235はリーグ7位だったが、今季はリーグトップの・160。ピンチでも堂々とした投球を見せている。「この世界に入った以上、何か一番を目指してものにできれば」と頼もしい。

 同い年のロッテ・二木に投げ勝ち、今季5勝目。自身初の10奪三振のおまけも付き「三振は狙っていなかった。いい結果になって良かった」。チームは2試合連続で完封勝利となり、高橋監督は「(9回先頭の)四球くらいじゃないですか。いい投球だった」と目を細めた。(川島 毅洋)

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2017年6月18日のニュース