早実・野村が3発 清宮と“140発コンビ”で7・15初戦

[ 2017年6月18日 05:30 ]

招待試合   第1試合 早実10―7英明 第2試合 早実0―5坂出 ( 2017年6月17日    レクザムスタジアム )

<招待試合 英明・早実>8回表無死一、三塁、野村は左越えに3点本塁打を放ち清宮(左)とタッチして生還 
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 第99回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間、甲子園)の東西東京大会の組み合わせが17日、決まった。高校通算101本塁打の清宮幸太郎内野手(3年)を擁し、2年ぶりの出場を目指す西東京第1シードの早実は、初戦となる7月15日の3回戦で都調布北―駒場学園と都南平の勝者と対戦する。清宮は香川県での招待試合で不発だったが、野村大樹捕手(2年)が初の1試合3発を放った。また、新潟、愛知、島根、鹿児島大会の組み合わせが決まり、沖縄大会が開幕した。

 まもなく迎える高校ラストサマー。主将の清宮は抽選会には参加せず、香川県高松市で招待試合を戦いながら気持ちを高ぶらせていた。目指すは2年ぶりの頂点。「いよいよこの時が来たなという感じ。ワクワクと不安といろんな気持ちが入り交じっている。いろんな経験をして今ここに自分たちはいる。その経験を全て出し切って勝ち抜ければいい」と意気込みを口にした。

 2試合目は今春の香川県大会で4位だった坂出の右腕・西山に5安打に抑えられ、今年39試合目で初の零敗を喫した。清宮は4打数1安打。5打数1安打だった第1試合に続いて不発に終わり「軸がこれだけ凡退すると苦しい試合になる」と猛省したが、3番の不振を4番がカバーした。

 1試合目の英明戦で2年生の野村が自身初の1試合3本塁打。高校通算39本塁打とし、2年の6月時点で50本だった清宮に11本差に迫るハイペースだ。今年5月に三塁から捕手に転向。守備の負担が増えたことに加え、防具の取り外しなどでベンチで相手投手の配球を観察するルーティンが削られて持ち味の豪快さが一時期、影を潜めていた。左越えに2本、右越えに1本と先輩のお株を奪う本塁打ショーで勝利に導いた。「3本出てホッとした」と笑顔を見せ、通算101本塁打を誇る清宮も「野村が3本打って、自分の穴を埋めてくれていい勝ち方ができた」と喜んだ。

 全国屈指の破壊力を持つ140発コンビは、互いの不振を補い合う強い結束力がある。2年ぶりの夏切符はKN砲のバットに懸かっている。 (東尾 洋樹)

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