イチロー 世界新交流戦365安打「突然知らされて…」

[ 2017年6月16日 05:30 ]

インターリーグ   マーリンズ11―6アスレチックス ( 2017年6月14日    マイアミ )

<マーリンズ・アスレチックス>5回、代打で投前内野安打を放つイチロー(AP)
Photo By AP

 マーリンズのイチローが14日(日本時間15日)、アスレチックス戦の5回に代打で投前内野安打を放ち、今季初の5試合連続安打。インターリーグ通算365安打となり、ヤンキースで活躍したデレク・ジーターの歴代最多記録を更新した。

 「突然(記録を)知らされて、1日後にそうなったというのは何かこう、それを積み重ねてきた感触が実感としてないですね」

 3点リードの5回1死一、二塁で代打出場。外角低めの球をしぶとくバットの先に当て、ゴロが転がる間に一塁を駆け抜けた。前日に代打で右前打を放ち、交流戦であるインターリーグの最多安打記録に並んだが、試合後まで知らなかった。

 ヤ軍で主将も務めたマーリンズのドン・マッティングリー監督は「2人には共通点がある。将来、野球殿堂入りする」と敬意を込める。それでもイチローは「3000(安打)なんかとは全然違う。こういうものは後から振り返るもの」とさっぱりした顔。慣れない代打に苦しみながらも、打率を・217に上げた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年6月16日のニュース