プロ初満塁弾の宮崎「奇跡です」10戦連続安打で打率も首位守る

[ 2017年6月15日 22:32 ]

交流戦   DeNA6―2ロッテ ( 2017年6月15日    横浜 )

<D・ロ>声援に応えるDeNA・宮崎
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 5回にプロ初満塁弾を放ったDeNAの宮崎は「みんながつないでくれたので、何とかしようと思って打席に立った。奇跡です」と喜びを表した。

 初回にロペスの12号ソロで先制したものの、逆転され1点を追って迎えた5回。1死からエリアンが四球で出塁し、ロペスが左前打、筒香が右前打の満塁機で宮崎に打席が回って来た。

 2ボール2ストライクとなり「追い込まれていたので、最低でも犠牲フライという思いに変えた」と、唐川の内寄りに浮いたカーブを、うまく腕をたたんで左翼席へはじき返した。プロに入って「初めて」という満塁弾。「最高の結果になって良かった」と喜んだ。

 ラミレス監督は「バットコントロールはチームで一番どころかセ・リーグで一番かもしれない」と高く評価する。今季は4月の脇腹痛での離脱があり、規定打席に到達したのは11日。いきなりリーグ2位に登場し、13日には・3313でリーグトップに立った。この日はこの満塁弾を含み3安打4打点で、またも打率を・339まで上げ、トップを守った。

 チームも交流戦7勝8敗、リーグでも29勝32敗と5割が間近に。不動の「5番・三塁手」の地位も確立した宮崎の笑顔にも、自身が満ちあふれていた。

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