データが物語る青木のすごさ 三振率の低さはイチロー以上

[ 2017年6月13日 06:45 ]

ア・リーグ   アストロズ6―12エンゼルス ( 2017年6月11日    ヒューストン )

6回裏、青木宣親は左前に2000本目となる安打を放ち、一塁上でファンのスタンディングオベーションにヘルメットを取って応える。 
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 アストロズ青木の特徴を最も端的に示しているデータが正確なバットコントロールによる三振の少なさ。米データサイト「ファングラフス」によれば、12〜16年の5シーズン合計で2500打席以上に立った選手で、青木の三振率(三振数÷打席数)は両リーグを通じて最も低い8・0%を記録した。イチローのデビューから5年間(01〜05年)の三振率は8・5%だったから青木の価値が分かる。

 また、日米通算1678試合という達成ペースは、イチローに次ぐ2番目の早さだ。

 12年から昨季までの5年連続で「打率・280以上+出塁率・349以上」をクリア。青木以外では、カブレラ(タイガース)、トラウト(エンゼルス)、ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)、ポージー(ジャイアンツ)の4人しかいない。

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2017年6月13日のニュース