清宮 101号は出ずとも2試合5安打「記録は二の次という感じ」

[ 2017年6月11日 20:55 ]

<練習試合 早実・桐光学園>5回にアウトカウントを間違えて苦笑いの早実・清宮                                      
Photo By スポニチ

 高校通算100本塁打を記録した早実の清宮幸太郎内野手(3年)は11日、東京都八王子市の王貞治記念グラウンドで九州学院と桐光学園との練習試合に「3番・一塁」でフル出場。高校通算101号は出なかったが、九州学院戦(〇3−2)は4打数1安打、桐光学園戦(〇6−3)は5打数4安打で、計9打数5安打と安打を量産した。

 高校最多とされる通算107本まであと7本に迫る中での試合だが「記録もあると思うけど、二の次という感じ。チームの成長が一番だと思っている。その中で自分の成長が加われば。数字とか本塁打とかはあまり意識はしていない」とあらためてチームの勝利を最優先する考えを強調。それでも4日の享栄戦で通算100号を達成した大砲は「知らない人にも電車の中とか道とかで“100号おめでとう”と言われます。“ありがとうございます”という感じで(応えます)」と笑った。

 また、投手陣が課題とされる中、九州学院戦では捕手から投手にコンバートされた雪山が2失点完投し、「思ったより結果が出せて自信になった」と笑顔。清宮は「うちらしくないというか。なかなか締まったゲームができていなかったが、最近は雪山が締まった投球をしてくれて締まった試合が多くなってきた。でも、そこに頼ってばかりじゃなくて打線が奮起してもっと楽に投げさせてあげられる試合ができれば」と話した。

続きを表示

2017年6月11日のニュース