16日ぶり勝利に高橋監督「一つ勝つのは大変だなと」笑顔でナイン出迎える

[ 2017年6月9日 21:55 ]

交流戦   巨人2―1日本ハム ( 2017年6月9日    札幌D )

<日・巨>連敗を止めファンの声援に応える高橋監督
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 巨人が2―1で日本ハムに勝利を収め、球団ワースト記録を更新していた連敗を「13」で止めた。

 1―1で迎えた5回、2死二塁から坂本勇が中越え二塁打を放ち、この勝ち越し点が決勝点。先発したマイコラスは8回で10三振を奪って5安打1失点の力投を見せ、2日のオリックス戦(東京D)では4―1で迎えた9回2死走者なしから一発を含む4連打を許して追いつかれ延長戦の末に敗れるきっかけとなったマシソンも、この日は最終回にレアードと中田を連続三振に仕留めるなど3人でピシャリと締めた。

 勝利の瞬間も硬い表情を崩さなかった高橋監督だが、ベンチでナインを出迎えると徐々に笑顔に。「こうなる前から一つ勝つのは難しいと思っていたが、(あらためて)難しさを感じた期間だった。一つ勝つのは大変だなと」としみじみと振り返り、「選手は何とかしようとしていたのは間違いない。一つ勝てて良かった。流れが変わってくれれば」と交流戦の開幕連敗も「9」で止め、5月24日の阪神戦(甲子園)以来16日ぶりとなる勝利に手応えを感じている様子だった。

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