立大 タイブレーク制し59年ぶり4強「意地を見せろと言いました」

[ 2017年6月8日 21:57 ]

全日本大学選手権 準々決勝   立大4―3天理大 ( 2017年6月8日    神宮 )

準決勝進出を決めナインとハイタッチする立大・中川(中央)
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 立大が延長10回タイブレーク方式の末、天理大を4―3で下し、連覇した1958年以来59年ぶりの4強進出を決めた。

 0―3の7回に5番・山根の2ランで1点差。9回は1死から1番・寺山が遊撃内野安打で出塁すると、2番・熊谷のカウント1―1からの3球目に二盗に成功。そして、主将の熊谷が起死回生の中前適時打を放って追いつき、延長戦に持ち込んだ。

 延長10回から1死満塁で始まるタイブレーク方式では、3番・飯迫の二ゴロの間に1点を勝ち越し。その裏の守りで4回途中から救援登板したサブマリン・中川が無失点に切り抜け、2試合連続で逆転勝利を収めた。同点打の熊谷主将は「前の打席でチャンスを潰していたので、打ててよかった」と安どの表情。前日も2点を追う7回に逆転した溝口智成監督は「7、8回で取り返せて粘りの野球ができている。5回終了後には(ナインに)意地を見せろと言いました」と笑顔で話した。

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2017年6月8日のニュース