マー 自己ワースト更新5連敗 3被弾5失点「自分の首絞めた」

[ 2017年6月8日 05:30 ]

ア・リーグ   ヤンキース4―5レッドソックス ( 2017年6月6日    ニューヨーク )

<ヤンキース・レッドソックス>5回2死、ベニンテンディ(右)にこの日3本目の本塁打を許し、肩を落とす田中
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 ヤンキースの田中将大投手(28)は6日(日本時間7日)、レッドソックス戦で楽天時代も含めて自己ワーストを更新する5連敗で6敗目。5回を投げて3本塁打を含む5安打5失点の投球を「力みで自分のバランスを崩してしまった」と振り返った。

 1―1の4回に2者連続アーチを浴び、5回にもソロを被弾。2、3回を3者凡退に抑えた直後だった。「こういう状況(連敗中)で抑えたい気持ちが強くなり過ぎて、自分の首を絞めてしまった」。特に2本目はスプリット、3本目はカットボールがいずれも十分に変化しなかった。

 1試合3被弾以上は今季3度目で、早くも15年に並ぶ自己ワーストタイ。試合後のジョー・ジラルディ監督の会見では全12問のうち11問が田中に関する質問で、指揮官は「うちのエース。本来の投球が戻るよう取り組んでいく」としたが、今後は「まだ話し合っていない」とし、登板間隔などの言及は避けた。

 62球での交代。田中は「自分がそういう状況をつくってしまっているので、しょうがない」と悔しさを押し殺すように話した。 (大林 幹雄)

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