巨人・老川オーナー「まいった」も明るい側面強調「敗因は非常にはっきりしている」

[ 2017年6月6日 23:05 ]

セパ交流戦   巨人5―8西武 ( 2017年6月6日    メットライフD )

<西・巨>西武に敗れ、肩を落とす高橋監督(中央)ら巨人ベンチ
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 老川祥一オーナー(75)がメットライフドームを訪れ、異例の敵地観戦。球団ワーストタイの11連敗を見届けた試合後にコメントした。

 老川オーナーは「まったく、まいったねこれはね。せっかく、久々に勝てると、連敗はきょうでストップと思っていたらこんなことになっちゃって。誠に残念。試合が始まる前に(西武)後藤オーナーといろいろお話ししてて、西武も過去にもっと連敗したことがあったと。そのときに“明けない夜はない”と“朝が来ないことはないから”と当時、チームのみんなに言ったという思い出話しを聞かせてもらった。きょうから夜が明けると、こう思っていたけど、まだ夜が続くと、こういうわけで…」と連敗が続いたことを嘆いた。

 しかし「きょう敗因は非常にはっきりしているというね。久々に5点入れたし、陽岱鋼も帰ってきたし。ということで、明日以降に希望をつなぐと、いうことしかないですよね」と明るい側面もあることを強調。

 さらにファンに対して「本当に申しわけないね」とし、「だんだん戦力も充実してくると思うけどね。そんな悠長に待っているわけではないんだけど、調子が挙がってきている人もいるわけだから。ダメなものは相変わらずダメだけどね。それを使わざるを得ないてところに今の苦しいチーム事情があるわけだけれど。しかし、同じ負けでも前みたいに完封負けとか、そういうことでははなくなってきているから、前向きに考えて行きたいと思いますけどね」と、奮起を促していた。

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2017年6月6日のニュース