巨人、歴史的な11連敗「負け試合は見たくない」と早々と帰路に就く人も

[ 2017年6月6日 22:04 ]

セパ交流戦   巨人5―西武 ( 2017年6月6日    メットライフ )

試合前、横断幕を掲げて選手を鼓舞する巨人ファン
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 プロ野球巨人は6日、埼玉県所沢市のメットライフドームで行われた西武戦で5―8と逆転負けして11連敗を喫し、1975年以来となる球団ワースト記録に並んだ。6回に追い付かれ、7回に救援陣が勝ち越されると、歴史的な敗戦の決定を前に巨人ファンの中には「負け試合は見たくない」と早々と帰路に就く人もいた。

 試合は中盤までリードしていた。だが、エースの菅野智之投手が踏ん張れず、5―2の6回に同点とされる。7回には救援陣が四球を連発して勝ち越される。「ラッキーセブン」で湧き上がる西武ファンとは対照的に巨人ファンは沈黙した。

 42年前は長嶋茂雄監督が就任1年目でシーズン終盤の9月に11連敗し、球団史上唯一の最下位に沈んだ。埼玉県川口市から観戦に訪れた巨人ファン歴50年という磯田秀一さん(58)は「正直、見ていてつらい。でも、シーズンは長い。まだファンは諦めていない。生きのいい若手が出てきてほしい」と復調を願った。

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2017年6月6日のニュース