又吉 プロ初完封に「生き残れたかな」、チーム浮上へ「逆襲したい」

[ 2017年6月6日 21:15 ]

交流戦   中日3―0ロッテ ( 2017年6月6日    ZOZOマリン )

<ロ・中>プロ初完封で4勝目を挙げた又吉はファンの声援に応える
Photo By スポニチ

 中日・又吉が8度目の先発でロッテ打線を4安打にに抑え、プロ初完投初完封で4勝目を挙げた。

 前回登板から中9日でのマウンド、交流戦初めての先発で最高の結果を残した。「若い選手がいい結果を残していたので負けたくなかった」と丁寧に低めを突いてゼロを重ねた。9回は2死一、二塁とされたが何とかしのぎ切った又吉は「最後ドタバタした。毎回ラストチャンスだと思っている。生き残れたかなと思っている」と喜びとともに安どの表情を見せた。

 チームは初回に1点を先制、5回に同点にされるピンチをしのいだ直後の6回、終盤の8回に追加点を挙げ効果的に又吉を援護した。「何としてもチャンスをつかむんだと(投げた)。野手の方に感謝です。低めにボールを集めることができた」と、挑戦者の気迫で125球を投げ切った。

 この日の完封で防御率は1・81となりリーグトップに躍り出た。チームも6月に入って5戦4勝と着実に上向いてきている。「1回ミスったら終わり、その気持ちを大切にしたい。逆襲したい」と又吉は、あくなき向上心とともにチーム浮上を誓っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年6月6日のニュース