5番おかわり 6戦ぶり11号!新クリーンアップそろい踏み

[ 2017年6月4日 05:30 ]

日本生命セ・パ交流戦   西武11―2ヤクルト ( 2017年6月3日    神宮 )

<ヤ・西>2回無死、中村は左中間ソロを放つ
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 待望の一発で盛り上がるベンチに戻ると、穏やかな笑みを浮かべた。前日に続いて今季2度目の5番で出場した西武・中村が、2回に館山の直球をすくい上げ、左中間へ11号先制ソロ。高々と舞い上がる打球は風に乗ってスタンドへ消えた。

 6試合ぶりの一発に、「風で入った。うまく厚くバットに当てることができた」と独特の感性で振り返った。

 中村は苦しんでいた。5月の月間打率・188、5本塁打。平静を装ったが、「悔しいし感情を出す時もある。ただチームが勝っている。負けていたら荒れ狂いますよ」と漏らすこともあった。試合前はロングティーやノックでスタンドに打ち込みスイングを確認。復調のきっかけをつかもうと必死だった。

 DH制のないセ・リーグ本拠地とあって、2日から打線を組み替えた。不動の4番から5番に座った中村は「(打順は)何とも思わない。やることは変わらない」と話すが、先制弾で活気づいた。

 3回に3番・秋山が11号左中間2ラン、4番・浅村も6号左越えソロ。新クリーンアップの一発攻勢で2桁11点を挙げた。2日前まで3番だった浅村は「中村さんが4番だと思っている。後ろにいると楽に打席に入れる」と口にし、辻監督も「中村の本塁打はうれしかった」と喜んだ。

 中村、浅村、秋山の3人が同時にアーチ競演したのは初めてで、チームは今月3連勝で貯金7。「良いスイングができた。これをつなげていきたい」。復活ののろしを上げたおかわり弾で、中村が大型連勝へ導いていく。 (平尾 類)

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