巨人、村田200人斬り弾も継投誤算 今季ワースト7連敗

[ 2017年6月2日 07:40 ]

交流戦   巨人2―3楽天 ( 2017年6月1日    Kobo宮城 )

4回1死一塁、2ランを放つ巨人・村田 
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 巨人は14試合ぶりの本塁打で先制したが、勝てなかった。今季ワーストを更新する7連敗で借金4。2号2ランの村田は「勝ちにつながらないと喜びも半減する」と言った。

 4回1死一塁。則本対策として「三振が多い投手だから」と指1本分バットを短く持ち、スライダーを左翼席へ。チームは前日まで13戦連続本塁打なしで球団のワースト記録を更新していたが、不名誉な記録を止めた。

 これが史上9人目となる200投手からの本塁打。対戦経験の少ないパ・リーグ勢も苦にしない対応力で交流戦では53発目。交流戦通算本塁打で歴代2位の阿部に並んだ。

 最も印象に残るのは「1本目」だという。1年目の03年4月2日、巨人戦で高橋尚から左越えの1号ソロを放ち、そこから通算348発まで伸ばした。チームの勝利のため、「男」がバットを振り続ける。 (神田 佑)

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2017年6月2日のニュース