西武・源田、名誉挽回の全出塁V打「何とか取り返そうと」

[ 2017年6月2日 05:30 ]

交流戦   西武4―2広島 ( 2017年6月1日    メットライフD )

お立ち台で自身のタオルをPRする源田
Photo By スポニチ

 プロ初の決勝打を放った西武・源田は、お立ち台でバツの悪そうな表情を浮かべた。

 「守備でエラーして足を引っ張ったので何とか取り返そうと打席に入った。まず守備だと思っている。次はしっかり守ります」

 器用な性格ではない。2回に遊ゴロをはじく失策。「試合中は切り替えられません」とバットで名誉挽回した。同点の5回2死三塁で151キロの直球をはじき返す中前適時打。さらにリーグトップ14個目の盗塁を決め、浅村の左前適時打で4点目のホームを踏んだ。

 全打席出塁の貢献度は高い。4連敗で止まり、交流戦初勝利を挙げた辻監督は「あいつのいいところ。(打撃で)タイミングを合わせられる」と評価。今季フル出場のルーキーは攻守で不可欠な存在だ。 (平尾 類)

続きを表示

2017年6月2日のニュース