マー最悪4連敗 また炎上…不運な安打重なり「今の僕を象徴」

[ 2017年6月2日 05:30 ]

ア・リーグ   ヤンキース4―10オリオールズ ( 2017年5月31日    ボルティモア )

3回裏2死、二、三塁、マーク・トランボの打球が右翼手の頭上を越えるのを見て座り込む田中将大(後方は肩を落とす捕手・オースティン・ロマイン)
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 ヤンキースの田中が31日(日本時間1日)、オリオールズ戦で5回2/3を9安打7失点と乱れ、昨季を上回る5敗目を喫した。これで日米を通じて自身初の4連敗。1―4の4回2死一、二塁ではジョーンズにツーシームを中堅右へ被弾し、「制球ミスがボールになるんじゃなく、真ん中に入ってしまったことが大量失点につながった」。生命線である外角の制球を欠いた。

 2戦で計14失点した後の26日アスレチックス戦は黒星ながら7回1/3を1失点、メジャー自己最多13三振を奪った。だが、再び暗転。3回にマチャドから奪った3個目の三振で日本投手8人目の米通算500奪三振に達したものの、節目を飾れなかった。不運な安打も重なり「それが今の僕を象徴している」とこぼし、「我慢しながらやっていくだけ」と話した。 (大林 幹雄)

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2017年6月2日のニュース