ペゲーロ 死球に怒ッカン!153.1メートル場外満弾「あれが興奮剤」

[ 2017年5月28日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天6―1西武 ( 2017年5月27日    Koboパーク宮城 )

<楽・西>4回2死、ペゲーロが右越えに満塁弾を放ちベンチに迎えられる
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 弾丸のように消えていった。4回、2―1と逆転してなお2死満塁。楽天・ペゲーロは、佐野の131キロのスライダーを思い切り引っぱたいた。打球は右翼席と一塁側スタンドの切れ目から場外へと飛び出した。

 「今までのキャリアの中でも一番飛んだ本塁打の一つ」。Koboパーク宮城に設置された弾道計測器「トラックマン」が算出した推定飛距離は153・1メートル、打球速度は189・5キロ。システムが導入された14年以降では同球場の最長記録、最速記録となった。

 今季のメジャーリーグで解析システム「スタットキャスト」で計測された最長飛距離、ダイヤモンドバックス・ラムの481フィート(約147メートル)をも超えた一撃。怒りがパワーを増幅させた。3回に佐野から右手に死球を食らい、珍しく感情をあらわにしてバットを放り投げた。「あれが興奮剤というか、刺激になったというのはある」。勝負を決める10号満塁弾を放ち、気持ちを静めた。

 08年9月30日のソフトバンク戦でセギノールが左中間に放った143メートル弾の着弾点には、モニュメントが作られた(現在は撤去)。今回の落下地点、右翼席奥にある木の根元にも「記念のしるし」が建つ可能性がある。その木の愛称を公募する案まで早速浮上した。

 ただ、ホームランボールは消えてしまった。球場関係者によれば、木の根元に当たった後、黒い服を着た女性が拾ったところまでは目撃されているが、その後、行方が分からないという。首位快走に貢献し続ける助っ人の記録的アーチ。球団はボールの回収を急いでいる。 (黒野 有仁)

 ≪“満塁の楽天”打率.326≫ペゲーロ(楽)が自身初の満塁弾で今季10号に到達。チームの満塁本塁打は10日ロッテ戦のアマダー、14日ソフトバンク戦の茂木に次ぎ早くも今季3本目。楽天でシーズン3本の満塁本塁打は07年の5本、06、13、15、16年の各3本に次ぎ6度目だが、月間3本は今回が初めてだ。なお、この日終了時点でのチームの満塁機打率は.326(43打数14安打)。パではソフトバンクの.302を上回る最高と絶好機を生かしている。

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