ロッテ・二木「首振って打たれた」無四球快投もあと1人でプロ初完封夢散

[ 2017年5月27日 18:07 ]

パ・リーグ   ロッテ2―1オリックス ( 2017年5月27日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>完封を逃した二木(右)は3勝目を挙げるも捕手・田村から頭をポカリ
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 ロッテ・二木は9回2死からオリックスのT―岡田にソロ本塁打を浴びてプロ初完封を逃したが、5安打1失点の無四球完投で今季3勝目。試合後のお立ち台ではインタビュアーの「惜しかったですね〜」の問い掛けに開口一番「ハイ、すいません」と返し、ファンの笑いを誘った。

 立ち上がりの初回、2死から小谷野に中前打を打たれるも、続くT―岡田をフォークで空振り三振斬り。2回も2死二塁のピンチを招くも駿太を直球で空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けると、3〜5回は三者凡退に抑えるなどオリックス打線に付け入る隙を与えず、スコアボードにゼロを並べた。

 「2点もらった時に最後まで自分で投げ抜こうと思っていた」と9回も西野、小谷野を打ち取って4年目のプロ初完封まであと1人。打席に迎えたT―岡田はこの日3打数無安打に抑えていた。しかし、1ボール1ストライクからの3球目、捕手・田村のサインに一度首を振った後に投じた直球を捉えられ、高々と上がった打球は右翼スタンドへ。あと1人で完封を逃したものの、109球を投げ抜いてチームを今季初の3連勝へと導いた。

 試合後のお立ち台で、二木は「最後、首を振って打たれたのでホント申し訳ないです」と神妙な表情。3回の2点適時打で援護した清田からは「最後、二木クンが完封だと思ったらホームラン打たれてしまいましたけど、また次の機会にとっておいたと思います」とイジられ、苦笑いだった。

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2017年5月27日のニュース