東大、逆転初勝利!2年生右腕・宮本が投打で貢献 フレッシュL

[ 2017年5月27日 12:30 ]

<明大・東大>明大に勝ち、喜ぶ宮本(左端)ら東大ナイン
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 東京六大学野球フレッシュリーグは27日、東大が明大に4―2で逆転勝ちし、3戦目で初勝利を挙げた。

 2番手で救援した2年生右腕・宮本が投打で勝利に貢献した。0―2とされた直後の6回1死一、二塁で登板すると、大内を左飛、今井を右飛に打ち取りピンチを脱出。「先発の小林がしっかり試合をつくったので、自分もしっかり試合をつくっていこうと思った」。打っては同点に追いついた直後の8回1死満塁、冷静に押し出し四球を選び、勝ち越し点をもぎ取った。「形はどうあれ、何とかここで点を取って決めたかった」。その裏は先頭を四球で出したが得点は許さず、2回2/3を無安打無失点に抑えて勝利投手になった。

 東大は今季リーグ戦で10戦全敗でフレッシュリーグも開幕から2連敗。それだけに「フレッシュリーグとはいえ、明治に勝てたのはうれしい」と笑顔。茨城・土浦一から一浪して東大の門を叩いた右腕は「残りの試合も一戦一戦しっかり自分たちの野球をやっていきたい」。視察した浜田一志監督も「この中から“秋に活躍するぞ”という選手が出てくれば、リーグ戦にもつながる」とうなずいた。

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2017年5月27日のニュース